短期間で英語力0からある程度まで点数を上げた理由
toeicを始め資格界隈では短期間で簡単に〇点を上げましたというような魔法のようなものがあるかのように思えます。

そういう例はおおよそビジネス目的の怪しいものであり、楽に上げられるならば英語を学ぶ人は誰しもいいスコアを持っているはずです。
今回は短期間で点数を上げた私が実際に行っていた勉強について紹介し、その裏にある話と美味しい話は無いという事実を紹介します。
楽に〇点が上がるの嘘
タイトルについてやっていた一つのこととは、英語をやらなければならない背景を持つことです。
以下ではその背景についていろいろな対象を例に見ていきましょう。
英語学習を始めたあなたは言うまでもなくお気づきであると思いますが、英語力というのはなかなか上がりません。

初心者帯も中級帯も上級帯も英語の勉強はそれぞれ大変な苦労があります。
一方で聞くだけで○○とか〇点上がるテキストのような文言は他方で目にします。
英語というのはビジネスにおける緊急性の高い問題です。昇進、転職、お金にかかわるなどその需要はうなぎのぼりです。
そうした事情があり、需要も高いジャンルにおいては効果を拡大、誤認させる誇大広告が蔓延します。
例えば似たような背景を持つ物として筋トレ界隈があります。

ボディメイクはコンプレックスや悩み、異性絡みの当人からすると非常に重要な問題です。
この界隈ではステロイドを使用して筋肉を付け、自身の考案したプロテインを始めとした商品を売りつけるようなビジネスやノウハウを繰りつけるコンテンツビジネスが蔓延しています。
英語界隈も同様にお金になれば何をしてもいい。というような理由でそうした誇大広告が打たれ、手を付けたビギナーがお金だけ払った挫折していくというような構図があると思われます。

英語は短期間では伸びません。
有名なものとしては100点あげるのに200~300時間かかるというものがあります。
英語力0から点数を上げ始めようとすると恐らくスコアとしては300ぐらいからのスタートになると思いますので、これから全くの0から英語を始めるあなたは600点までも5~700時間ぐらいはかかる可能性があります。
こうした事実を知ったうえで挑むことで、現実と理想のギャップ、及び誇大広告による影響を受けることなくすべきことを積み上げることができます。
3か月で600点、約4か月で700点取った私の例
私は6月から勉強を始め、9月のテストで600点に到達した実績があります。

英語力は0からです。普通に平凡な大学を卒業し、大学以前は英語が苦手で成績は2が常でしたね。
そんな奴が0から3か月で600点はどんな魔法を使ったのか!?続きはこのコラムから というのがよくあるサイトです。
私のは単純にその時期無職だったので1日7~9時間ぐらいの勉強を3か月続けただけです。
こう聞くと勉強できるやつなだけかよと落胆の声が上がりそうですが、勉強せざるを得ない環境に身を置いただけの話です。
0から600点を取るというのはそれぐらい大変です。
3か月で600点とか〇か月で600点という聞こえのいい言葉は本屋でもよく目にします。

ただしスタート地点は人それぞれ違うということは覚えておくべきです。
英語の下地があれば数か月で600に乗る人はいます。無勉強で受けて600に乗る人もいます。
ただし彼らは英語勉強の土台があって600に必要な時間のかさまし分が多量にあるのです。
誇大広告を真に受けず自分の立ち位置からは〇時間がかかるというのを忘れないようにしてください。
楽しめるかどうかが鍵
長時間やれるなら誰しも短時間で点数を大幅に上げる可能性があります。

月150時間勉強するなら3か月ぐらいで0からでも600点に届く可能性が出てきますからね。(だいたいの人が200~300点ぐらいは無勉強でもあると思われるため)
そしてこの旅路を楽しめるかどうかは人によります。
私にように新しいものを学ぶのが好きな人は夢中で楽しめますし、いやいややると予定よりもさらに伸びると思います。
楽しみ方はそれぞれです。ブログを並行して学んだことをお金に変えてやろうとか、英語を学んだ先に留学があるとか自分で英語が楽しめる未来を作るのが効果的ですね。
別に理由なんて言うのは何でもいいです。欲にまみれていようが長い旅路を進み続けられる動力が得られればいいのです。

それが自分にとって良いものであればある程英語も楽しめるはずです。
ひとつ私の英語仲間の話をすると、彼は英語をビジネスではなく海外旅行や外国人とのコミュニケーションツールとして活用するために学び始めました。
元々海外が好きなやつで最近は赤道直下の国に行っているのかラインのアイコンが変わっていました。彼にとっては英語は世界を渡るためのツールだったのでしょう。
必要性は不可欠。危機感がないと人は動かない。
一方で英語を習得したりある程度の点数を決まった期間で駆け抜けるためには必要性も不可欠です。

私は無職でなければ880までとらなかったでしょう。英語の無い人生を歩み続け、きっと元の職業の魚屋で働き続けた人生を送ったのかもしれません。
働きながら英語を学ぶというのはとても大変だと思います。特に仕事をしていれば一定の給料が入ってきますし、正社員の仕事ならば不満はあれども生活には困らない程度のお金が入ってくる。つまり現状を脱出しようと思うきっかけでもないと新しい知識をつけるスイッチは入りません。
昇進や昇給が絡んだり、転職で英語を必要としたりしない限り英語を学ぼうとは思いませんよね。今までも必要としていないしなと思うはずです。
ただ、英語は出来ないよりもできた方が良いものであるのは間違いありません。
今まで英語が必要でないのはあなたが英語をできないためにそうした世界を見れていないからであり、英語が出来たらそちら側の世界も見える可能性があります。

選択肢は取れるなら取れるだけ良いと思っています。
その中でも英語の有無というのは日本人におけるスキルの差別化と、あなたの持っているスキル、今後習得するスキルへの差別化にもつながります。
多くの資格は英語が出来なければ日本で完結するものですが、英語ができるだけで国外にも可能性が生まれるんですよ。
費やす時間に対して広がる選択肢の幅が英語はとにかく広いので、汎用的なものを求める場合においても英語はとりあえずおすすめです。
楽ではなく必ず時間がかかるからこそ英語やtoeicの点数には価値があるのです。皆様も世にある楽な言葉に騙されず、英語に対しては覚悟を持って挑んでください。
そのうえで時間をかけて積み上げていくこそさえできればそれこそ英語は誰にでもできる。は誇大広告ではありません。



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