toeicが最後まで解けないのは才能がない? 解ききるためのコツと、点数が50点近く変わる解き方

最後まで解けないtoeic試験


toeicを摸試なり本試験なり受験してみれば、その問題数の多さと回答ペースの速さ、そして時計の進みの速さに1分の価値をいつも以上に感じるはずです。

慌てて回答してみても解き終わらない…!?


そして回答せずにマークシートを塗りたくるいわゆる塗り絵をして試験終了。

私には英語の才能がないのかな?と思ってしまいますよね。

ですが安心してください、toeicの試験は解ききれないのが普通です。

800後半でも解き終えられない


まず重要な視点ですが、全ての問題を解ききることは重要ではありません。

重要なのは時間内に自分が解ける問題を解き、目標点を取る努力をすることです。


全ての問題が解けるのは900点以上の人と言われており、悔しながら私は880で全ての問題を解ききれていないのでおそらく当たっているものと思われます。

皆様の現在地はいくつでしょうか?私より低いのであれば解ききれないのは必然です。

なので安心してください。解けません。

問題を最後まで見なくていいわけではない


ですが、気を付けるべき点はあります。

それは仮に塗り絵(時間がなくてマークシートを適当に塗る)をするとしても自分が分からなかった問題を塗るべきで、そもそも見ていない問題が無いように気を付けるよう心がけるべきなのです。

例えば概算ですが、600点を目標とすれば全体の6割が取れればいい訳です。

逆に言えば4割は間違えられるわけです。

toeicの試験は0~990までの広い点数があり、ビギナーからベテランまでが同じテストを受験します。


問題には簡単な問題から非常に難しい問題まで様々な難易度のものまで順不当で出てきます。

配点の割合は違うみたいなのですが、一問は一問です。


そこで自分の難易度外の問題につまずいてその後ろの取れる問題を大量に落とすというのは非常にもったいないと思いませんか?

初心者やまず600点や700点などを目指している人は、自身が解けないレベルの問題を見分けてそこに時間を割かず、自分が解ける問題を見つける必要があるのです。


これをしないと初心者においては30~40問近く塗り絵してしまう可能性すらあります。


リーディングではパート7のシングルパッセージが優しいかと言われるとそんなこともなく、じゃあ大問1題目が優しいかと言われるとそんなこともありません。


そうした難問に引っ掛かると、解けない問題に時間を割く羽目になり、大幅に点数を落とすことになります。こうした判断能力が求められるのもtoeicなのです。


なので摸試や問題を解く中で難問の傾向を分析し、その問題は捨てて他の取れる問題を探しに行くというような判断が必要になります。

ですから、問題をすべて見ないという状態はよくないのです。これでは自信を喪失してしまいますよね。

問題をすべて見るために重要なコツとは?


ズバリ!自分のレベル帯を超えた問題を見分けることです。それから知らないトピックの難問は飛ばしてしまうことですね。


まずはそうした0から初めてtoeicの階段を上り始めたあなたにtoeicの難問を紹介します。


難問を覚えてその難問に時間を取られないように、もしくは難問の後に続く簡単な問題を落とさないようにしましょう。

リスニングの難問について


リスニングにおける難問ですが、パート3,4における意図問題が代表的です。

話者が~~といったとき何を示唆していますか?というようなもので、implyなどが付いていることが多いです。

この手の問題は非常に難しく、音声を聞き取り、会話に租借し意味を推測必要があるため800や900を目指す人向けの問題です。

単発でも英語始めたての人は諦めて残りの2問に集中していい問題ですが、大問の一題目に意図問題がある場合にはさらに注意が必要です。

1問目に集中するあまり、その答えが分からず残りの2問も続けて落としてしまうことはかなりあるはずです。

その2問は簡単なことも多いので、1問捨てて2問を取りましょう。

捨てる心を持つだけでかなり楽になりますが、どうしてもしがみつきたくなるのが人間なので日頃の摸試から練習しておきましょう。

英語力が上がるにつれて自然と解けるようになりますよ。

パート2では距離の遠い問題、間接応答が難関です。

ただこれも高得点者向けの問題なので「あ、難しい問題なんだな」と分かればいいと思います。


個人的には英語力が伸びてくれば自然と答えられますし、パート3,4と異なり1問分なので大きなミスにはならないと考えます。

ペースを乱されずに他の簡単な問題を落とさないよう精神を保ちましょう。

リーディングの難問について


リーディングですがメインは7です。


パート5について述べると5は考えても分からないというのが持論ですね。

5については日頃の摸試や問題集で類似パターンの遭遇数を増やし、試験の場で似た問題で再現するような感覚です。

5はご存じの通りなぜそこにその答案が入るかをパズルのように推測していくのですが、分かるものは日頃から回答に根拠を持たせて解いていればこれがこうでこうなので3!とスジを立てて回答できます。


それが分からない時点で今のあなたには難しい問題なので回答してしまうべきです。


6は時間取りなんですよね。


600,700を目指す人ならば文挿入問題は捨ててもいいのではないかと思います。


そこで4問捨てて得られる時間で7の解ける問題を解いた方が個人的にはプラスだと思います。それぐらい時間を取ってくる難問もあります。

さて7についてですが、全ての問題に目を通すことを目標にしましょう。目標は全てに回答することではありません。

注目すべきは大問毎のトピックが分かるものかどうかです。

これは非常に重要で、背景知識のあるものは読めなくてもニュアンスが取れる場合があります。


例えば私の領域で話すとヒラタクワガタの新成虫は5月によく見られるとされるが、これは越冬成虫と前年度の早期産卵の個体が急成長して蛹化し、前年度の秋には蛹室の中で新成虫となっていたものが同時に5月に出現するためである。一方で産卵の時期が夏以降に遅れた個体の場合新成虫は冬を越した5月頃に蛹化し、7月上旬ごろに羽化してくる。


というような話を日本語で述べても背景知識や単語の意味が読み取れずに非常に読みにくく理解しにくいと思います。

では続いて美味しいラーメン屋さんを見つけたんだよ、塩ラーメンのお店なんだけど貝のだしを使っていて、貝だしのご飯をレンゲで掬ってスープに浸して食べるとすごい上手いんだよ。チャーシューも低音調理でジューシー、お肉はバラとロースで表面があぶってあるんだよね。スープに時間と共に炙りの香ばしさが溶けてきて美味しいんだよというとかなり想像できませんか?

どちらも昆虫用語、料理用語を使っていますが、馴染みのあるラーメンの方は情景まで想像できた方が多いのではないかと思います。

多分クワガタの方は姿も想像できませんよね。これが背景知識の差です。

大問のトピックというのはこれと同じように非常に重要で、なるべく日本語でも知っているトピックを優先的に取り掛かることをお勧めします。

それを理解した上で難しいのはやはり推測系の問題とダブルやトリプルで複数にまたがる回答,notで該当しない1択を求められる問題です。


推測やダブルトリプルの難しさは英文の内容を記憶しながら読み進める必要があるということです。


中々保持できないので文を読み直すため、時間が大量に取られます。

not系の紹介問題も同様で文中に散りばめられた要素を一つ一つ紹介するため、時間がかかります。

ですがこれは時間がある条件でやって見ると意外と解けるんですよね。

つまりパート7というのは英文の保持や照会で時間を奪う仕組みになっているということです。

つまり背景知識を持つ人により解くべき問題が変わるということです。

同じテストでもこの問題の推測系が解きやすい人もいれば解きにくい人もいます。

なのでとにかくトピックに注目し分かりそうなテーマから解く!時間を吸われそうな複合問題や照会問題は解けなさそうなら諦める!というような練習をしてみてください。


英語力が上がってくれば後々解ける範囲や、出会う問題の数による背景知識の増加などと相まって急に解けるようになっていきます。

本記事の締めとしては全部解けないのは当たり前だけど、全部の問題を見ないのはやめよう!という話でした。

そのために時間を奪う解けない問題を捨てていこうという視点を持つことで解ける問題が増えるので、結果的に点数アップに大きくつながるはずです。

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