憧れの蛤と那智黒石を求めて
囲碁といえば近年はマイナーなボードゲームとなっています。

しかしながらそのゲーム性に奥深さはいわゆるテレビゲームとは全く異なる面白さがあり、ここ最近は私も碁石を並べたり詰碁をしたり、手筋を勉強したりと囲碁の面白さにはまりつつあります。
そんな風にはまった時に気になってくるのが、やはり蛤の白石や那智黒の黒石です。
やはり囲碁という趣味をやっていくならば日ごろ扱う道具にはこだわりたいと思いますよね。しかしそれらの石は信じられないぐらい高いのです。
一方で囲碁人口の低下から中古品では新品に比べるとかなりお安く買い求められることが分かりました。
そこで今回は同じように蛤と那智黒の石を求めたいと思っている方に向けてメルカリにおける相場感や号数による違いなどを紹介していこうと思います。
新品のガラスか中古の蛤
まず選択肢として囲碁を始める場合には新品のガラス石セットか、中古で蛤セットを購入するかの2択が現在では考えられるかなと思います。

ゲームの勝敗に興味があるという戦闘狂には、白と黒の模様が分かればいいという風に思われるかもしれませんが、やはり囲碁には文化的な面もありますから趣味的な面で取り組んでいくとやがて蛤や那智黒に興味が湧いてきてしまうかなと思います。
まずはこれら新品と中古の違いについてみていきましょう。
新品のメリットは碁盤の新しさとガラス石とはいえ新品でしっかりとした打ち味が楽しめることにあると思います。

現代の囲碁においては自分の囲碁セットを持ち寄って対局するというようなことはまあないと思います。
となると購入したセットの活用というのは日々の練習やインテリア的な側面が強くなってきますよね。
その際にやはり盤上に石を打つ打ち味というのはとても大事な要素になってくると思います。

およそ1万3千円程度の私が購入した新桂5号のものでは碁石は厚みがおよそ8mmとなっており、黒石も白石も大きさは同じとなっています。
8mmの厚みというのは打ち味的にはしっかりと感じられますが、大人の手には少し物足りない感もあります。
しかし、ガラスも蛤那智黒も両方入手した今比較してみても忖度抜きで大差はないような打ち味をしています。

新品なので状態は綺麗であり、これから囲碁を始めるうえで気合が入るようなちょっといいものでスタートを切れるという感じですね。
お値段もそこそこしますが高すぎるということはないという感じで、ガラス石は現在も入手しやすいので石の補給がしやすいなどの利点もあります。
懸念点としては現在は囲碁プレイヤーが激減していますので、中古品の本格的なセットが同じくらいの価格で入手出来てしまうということでしょうか。

新品の購入を検討している方は一度中古のものもよく検討してみることをお勧めします。
中古のメリットはなんといっても高級感にあふれる蛤の白石と那智黒の黒石を扱えることにあります。
囲碁の一番いい石といえばやはり蛤と那智黒。ボードゲームとして歴史のある囲碁をゲームだけでなく素材から楽しみたいというような方には強くお勧めできます。

打ち味に関してはガラス石と大きな差はないのですが、ガラスと変わらない価格でガラス石よりも大きな号数のものを選択することができますので、必然的に打ち味はガラスのものよりもいいと思えるものが多くなります。

また、那智黒のオオクワガタのような艶消しの黒となんといっても蛤石の美しさ。

この蛤石の美しさは囲碁の白石ならではの宝石のような美しさで、それを持ち日々の練習をすることで囲碁への楽しさ、思い入れ、やる気などが大きく変わります。

白石は同じ模様が二つとなく、等級によりオレンジがかっていたり模様が強く入っていたりと生き物由来な繊細さが見られ、盤上に並べているだけでも面白いぐらいです。
打ち味や勝敗には全く関係しない要素ではあるのですが、やはり憧れ的な部分がありますね。

併せてついてくる碁笥も新品のガラス石のものではプラスチックなのですが、中古の蛤石セットでは木製碁笥が付いてきます。
この碁笥も大変美しく、サクラ、ケヤキ、クリ、かりんなどなど樹木の種類に応じた色合いの違い木目の違いなどが美しくインテリア性も非常に優れています。

碁笥だけでも集めたくなるような美しさがあります。
中古品だからといって偏見を持たずに、新品のものを検討しているならば一度中古品も考えたほうがいいといえるぐらい囲碁をやる上ではおすすめできますね。
中古サイトでの囲碁相場
囲碁は高齢化とプレイヤーの激減により自宅に眠っていたものが後継されることはなく、フリマなどの中古ショップにそれらのいいものが出てくる傾向が見られます。

ガラス石のセットの13000円程度を基準にしても蛤、那智黒、脚付き碁盤のフルセットが買えることも珍しくなく、しかも石の厚みも9~10mmに近いような蛤石のセットが狙えます。
9~10㎜の石を新品で買おうとすると最低でも徳用の3万円で30号ぐらいがせいぜいですが、32~4号ぐらいまでならば1万円前後で比較的マーケットに出てきます。
私はメルカリでいろいろと情報収集をしてみたところ、蛤石の価格というのは本当にピンキリでして、もはや言い値と言いますか初めて中古ショップを利用する場合においては非常にわかりにくいと思いました。

基準となる価格を設定しておくと白黒181あって32号ぐらい(白石約9mm程度)が1万円程度ならば売れ残るかなぐらいの相場感です。
34号が1万円以下ならばかなりお得で、8000円を切っていると素早く売れてしまうかなというぐらいの相場感のように思いますね。

蛤石ならば何でもいいというわけではなく、マーケットには安いけれども20号以下の薄いものや28ぐらいのものだけど石自体が綺麗な白ではないというもの、号数を述べているけれども実際の数値とは異なるものなどが見られます。
出品側も囲碁になじみがないためによくわからないんですね。
ここでは最も重要となる号数について数値を記しておきます。
サイズについては
25号=7mm
30号=8mm
31号=8.4mm
32号=8.8mm
33号=9.2mm
34号=9.5mm
となっています。

黒石が基本的には白よりも0.3~4mmほど大きいので白石の大きさ(厚み)を図った画像を参考にして号数が適切かどうかを判断するようにしましょう。
打ち味を求める方、囲碁を本格的にと思う方は32~36ぐらいのものが好みの打ち味になるのではないかなと思います。

私は34号のものを購入しましたが、ガラス石の8mmと比べると約白石で1.4mmほどの差なのですがかなり打ち味については違いがあると思います。
8mmは私が盤に打つと指先が付いてしまうのですが、9.4mmではつきません。

打つ時にはこの指先が当たるかどうかで体験が大きく損なわれるように思います。
また、価格については1か月ほど相場を見ている感じでは個数が180あることを前提に欠けなどがないことを考慮すると
30号で6000~7000
31号で6000~8000
32号で7500~10000
33号で8500~12000
34号で9000~14000
ぐらいな感じですね。
もちろんこれよりも安いもの極端に安いものなどもマーケットに出てくることがあります。
相場感を把握しておけば何となく基準を持ちやすくなると思うので意識しておくとよいかなと思います。
中古蛤石購入時の注意点
メルカリなどで中古石を買う際の注意点などを紹介しておきます。
まず石の状態ですね。

蛤石の色合いや模様において欠けが多くないか、数が極端に少なくないかなどの情報をよく見ておきましょう。
特に石がオレンジ色をしていたり、蛤の模様が派手なものや汚いものが混じっている場合にはその割合に応じて安く見たほうがよいと思いますね。
那智黒が白かったりしているのは油が切れているだけなので、油をさせば問題ありません。

また、タイトルに号数が書かれていても鵜吞みにはせず、必ず掲載されている厚みの写真を参考にするようにしましょう。なければ購入しないか、出品者にそうした写真をお願いすることになります。
厚みに関しては重要な要素でありながらそれが認識されておらず適当なケースが見られます。号数が1違うだけでも値段が変わりますのでとても重要です。
また、碁盤などが付属する場合には脚付きのものが必要なのかどうか考える必要もありますし、石はいいけど碁盤が汚いというようなケースもあります。
現在の中古市場では待っていればいいものは必ず出てきますので、そうしたものを待つのも一つの手だと思います。

とにかく手元にガラス石や囲碁セットがあるならば蛤石の購入は急がずにしっかりと自身でも相場感を把握してから購入するとよいと思います。
納得のいくいいものを待っていいですよ。
高級な蛤と那智黒の石は囲碁に向かう楽しみを大きく引き上げてくれるものです。
価格も新品のガラス石と大差ないどころか大幅にアップグレードできる場合もありますので、新品購入を考えている場合でも一度は中古市場を除いてみることをお勧めします。
私のように新品のガラス石セットを購入してすぐに蛤石が欲しくなると単純に二倍のお金を払うことになってしまいますからね。
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