英語初心者がtoeic教材に手を付けるタイミング。模試か特急シリーズどちらを選ぶべきか?

英語を学び始めたけどいつから本格的にやればいい?


toeicに向けて勉強を始めた人はいつからtoeicの教材に手を付けていくべきなのでしょうか?


初めてtoeicの教材に手を付けると英語を0から学び始めた人に取っては問題を解くだけでもなかなかにストレスがかかりますよね。


ここでいきなり負荷が高すぎるなと教材のレベルを下げてはいけません。


toeic受験を目指し、目標点数を取るならば最初からtoeic用教材で頑張るべきなのです。

今回は英語初心者が最初からtoeic教材で学ぶべき理由と負荷が高い場合の対処法も紹介します。

toeic教材で学ぶべき理由


これはシンプルな結論ですが、toeicにはtoeicの出やすい表現やパターンが存在し、それによる慣れなどで点数が取れる場面もあるためです。


典型的な例を述べるとパート1や2の表現が挙げられます。


例えばcasting shadowは影が何かにかかっている表現ですが、パート1で特有の表現として出ることがあります。


crates(木箱)やcanopy(天蓋)のような用語はパート1で出ます。


こうした用語の偏りは広く一般的な単語帳で学ぶよりもパート1の勉強の中で出会い意味を覚えていく方が自分の中に出題傾向と共に蓄積できるので効率的です。


パート2の例としては2に関しては全文が聞こえなくても答えられる問題も結構多いのです。


文頭のwhenやwhy,whoなどで答えられる問題はそれなりにあり、これも2の問題に触れる中で回答パターンに慣れていくとはいはいこのパターンは聞かなくていいやつねと見切れるようになります。


こうした慣れが各パートにあることと、各パートの語彙などに集中して勉強するほうが効率が良いと分かります。


なので初心者でも最初からtoeic教材で学ぶべきなのです。

ただし基礎的な発音を学んでから教材に移る


よし、じゃあ書店でtoeic教材を買って、頑張るぞ!と意気込んだ方は素晴らしい行動力です。


しかし教材に挑む前にやってほしいことがあります。


それが発音の矯正ですね。

発音は面倒くさいのですが、絶対に教材よりも前にやることをお勧めします。

なぜなら発音を学んでおかないとこれから教材で学んだ単語の音を間違えてしまうため、後に発音を学んでから学びなおす必要が出てしまうからです。


音読などの効果も意味がなくなってしまいます。

これは出せる音は聞き取れる音という言語に特有の現象があるためです。

なので各所でいわれることですが、教材よりも前に発音について学んでください。


完璧にでいなくても構いません。英語には特有の音があることや発音記号を把握しておけば後々音読していくうえで舌が鍛えられ、発声できるようになります。


詳しくは英語と舌の筋肉の話の記事を参照してください。

とはいえ難易度が高くて困る


教材に手を付けていくわけですが、英語初心者がまずぶつかる壁は問題が難しすぎてほぼほぼ分からないという点です。


特にtoeic教材としては摸試が各所で推奨されているため、いきなり摸試に挑むと200問中初心者は170問ぐらいわからないのではないかと思います。


これについては全くの初心者が摸試から始めるとハードルが高すぎて挫折の原因になると個人的には考えているので、特急シリーズのような小さい本から始めていくのもおすすめです。


正直に言うならば苦労してでも摸試をすることが最高効率ではあるのですが、継続が英語のtier1になるので、とにかく辞めない仕組みを作ることが大事です。


頑張れるし最短で成果を出す方は摸試から、挫折せず確実にコツコツとやり続けたい人は特急シリーズのようなものから小さく始めることをお勧めします。

特急シリーズから始める人に向けた順番


総合的に学べる摸試に対し特急シリーズは各パートの対策という形になります。


初心者はパート1、2対策から始めることをお勧めします。


これはパート1,2が多少できるとtoeicの序盤にくじけることがなくなり、気分的にも前向きになれるという点と、問題文が短いが音声はちゃんと早いため、英語の音に慣れやすいことや隙間時間の学習がしやすいこと、復習がしやすいことにあります。


リーディングをやりたい場合には5からやることをお勧めします。


これはパート5が文法問題であるために、ここをやっておくと6や7などの文を読むときに役立つことと語彙もビジネスチックで共通する部分があるためです。


パート1.2対策は導入で一冊やればtoeic学習の勉強もなんとなく鍛えられると思うので、そうしたらパート3,4の長文に切り替えていくといいかと思います。

摸試では大変ですが、特急のような小さな本では小さくやれるので分量が多くても問題ありません。


摸試でやるとどうしても3は39問、4が30問あるので大変なんですよね。特急なら1問1問やれます。


自分で回答ペースを学んだり、学習初期の進まない精読をじっくりやるためにもこの方法はお勧めです。

摸試からやるなら?


摸試からやれるなら摸試をがっつりやっていきましょう。


総合的に学べるため、負荷は非常に高くなりますが、その分1冊の教材から学べることも多くなります。


特に最初の摸試は学習の土台を作るバイブルとしてかなりの間お世話になります。


学習初期は精読と復習がかなり甘くなりがちなので、よく注意してほしいのですが、英文の多くは類似のパターンで構成されているため、多数の教材を浅くやるのではなく、一つの教材を味わい尽くすのが大切です。


精読については別の記事でやり方をまとめたものを出しますが、要点だけ述べると自分が生徒となって質問する側になって先生に重箱の隅をつつくように質問することがコツです。

これにより分かったつもりを徹底的にあぶり出し、効率よく勉強することができます。

ということで今回は初心者でも発音を除き、toeic教材から学んでいくべき理由を紹介しました。


摸試か特急のような小さい教材は好みとなりますが、小さく始める方が嫌になりにくいと思うので学習教材に悩んでいた方は試してみてください。


また当ブログでは0から始めた人が継続を続けるための方法を色々紹介しているので、悩んでいる方は活用してくださいね。

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