英語をモチベーションでやると失敗する理由
英語学習やtoeicを始める方は何を理由に勉強をしていますか?理由は人それぞれあると思います。
理由は何でもいいです。熱意が湧き続けるような原動力となる強いものがあれば道中で挫けることは無いでしょう。

一方でなんか英語やっておこうかな、面白そうだしやってみっか!というような計画性もなしにその場のモチベで初めてはいけません。
今回はモチベーションで英語に挑むものが失敗する理由を紹介します。
モチベーションはすぐ燃え尽きる
モチベーションを上げるというのは英語学習においてよく聞くフレーズです。実際モチベーションはとても大事なものです。
習得までに絶対に長期間がかかる英語学習においては気分のアップダウンは必ずあります。

それは自分自身の気分や体調などの要因はもちろん、テスト結果などの要素も絡んできます。
このアップダウンは長期的に達成すべきあなたの目標がはっきりしていれば乗り越えることができます。
イントロで紹介したような熱意を持ち続けられるものがそれに該当します。また、私のブログでも散々言っている何でもいいから英語でこれをしたいという目標のことを指します。
強い目標や強制力があればその途中で挫けるわけには行けません。ですが、モチベーションのような短期的な気分の山はすぐに燃え尽きてしまうのです。

だからこそモチベーションを英語学習の原動力にしてしまうと、燃え上がる燃料が足りず挫折してしまうんですね。モチベーションは超短期的な目標なのです。
例えば英会話やうたい文句のいいテキストなんかは代表的なモチベ型のコンテンツです。
買う人に期待という名のモチベーションを上げさせて英語学習の本質となる長期的な勉強を無視するため、購入者は短期的な成果が出ずモチベもなくなり失速します。
英語の挫折者は筋トレやブログなどと比べても3か月挫折率が群を抜いて高く、ある英会話教室では80%が消えると言います。
これは長期目標を設定せず、短期のモチベに頼った仕組みによる成果物と言えます。
モチベーションを維持する目標設定
そんなモチベーションをうまく活用する方法があります。モチベは短期的なものですから、短期的に成果を得られるような仕組みづくりをするのです。

典型的なダメ目標は0から900を目指すというものです。これは鹿児島から知床まで車で走るような非常に長い距離のものになります。
まずは山口県を目指すのです。ですが重要なのは知床を目指しつつ山口を通過すると言うこと。
すなわち長期目標と短期目標の両方を設定することでモチベーションは素晴らしく機能します。あくまで目標達成の燃料として機能させるのです。
toeicで0から始めるならばまず400点を目指してください。と同時に800や900の長期目標も設定してください。
自分で短期と長期目標を設定し、短期目標を繰り返し突破していったら長期目標に届いたという形が理想です。
toeicで最初に400点を突破したあなたは思ったより嬉しいはずです。次は450狙ってやると近い新たな目標が生み出されてモチベーションになるはずです。
これが800になると目標まで400点もあるとネガティブなリアクションになりますよね。
継続的な学習を続けるうえではポジティブなリアクションを取り続ける必要があります。そのためにもモチベーション(短期目標)をうまく利用した学習設計を設けましょう。
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