toeicで目標の点数がいつまでも取れない?

toeicで取るべき目標点に届かない

toeicを続けてきて挫折したくなる究極のタイミングは、結果が発表されて思うように成果が出なかったときとそれが数回続いて停滞を感じた時であると思います。


私も800の手前でこれを経験しました。

そこで独学で英語をやっている多くの人が経験するこのタイミングを乗り越える勉強の見直しと、盲点を紹介していこうと思います。

目標点に到達しない理由


まず私的な停滞やその打破の経験から述べると、目標点に到達しない理由として挙げられるのは


勉強時間が足りていない
勉強の質が低い(時間とともに質が上がるため)
基礎を理解したつもりになっている
単語の総数が足りていない
発音を勘違いしている
教材がtoeicでない

等の要素が上げられます。

どれも重要な要素であり、どれかが欠けているとその点がボトルネックとなって伸び悩む可能性がかなり高いと思います。

勉強時間が足りていない


これはある種のジレンマと言いますか、一生懸命やっているように思っていても時間単位で見ると実はそこまで勉強できていないということがあります。


有名なケンブリッジのtoeicの勉強時間に対する点数の伸びの指標では100点を挙げるのには現在の点数帯にもよりますが150~350時間程度かかる可能性が示されています。


独学で進めているとこの基準よりもさらにかかる可能性があるため、点数を伸ばすのは0からの人、既に英語をやっていた人に関わらずかなり苦労するのが分かりますよね。


50点伸ばすのには600から700位の人なら60~100時間くらいかかると考えるとどうでしょうか?


今一度今月や先月の学習時間などを振り返ってみましょう。


あなたの点数が伸びないのは勉強時間が根本的に足りていない可能性があります。


私も800点台後半からは勉強時間が大きく減ったので維持程度しかできていない自覚があります。


点数を上げていくには維持+増加分の勉強が必要で、毎日2時間くらいはする必要があるかなと思っています。

勉強の質が低い


これは600以前の初心者帯で停滞する人に多いのではないかと思いますが、時間をいくらかけても点数が伸びていかない人というのもいます。


これは勉強の質が低いために時間をどれだけかけても成長できていないというパターンが考えられます。


例えば単語をひたすら書き写すような学校の試験的な勉強の仕方などが例としては挙げられます。


通常、質は量より生まれるという言葉の通り量をこなしていくと段々うまくなっていくのですが、定期的な摸試による学習効果の測定のように期間を設けて勉強の良し悪しを確認する癖が無いといつまでも時間ばかり消費するあまり効果の無い勉強を続けてしまいます。


これを回避するためには定期的に摸試や試験を受けるのが効果的です。

そこで出た成果からこの学習はよくないのかもしれないという情報を得て新しい勉強法に取り組むことを繰り返していくと、独学でも量をこなすことで質が上がっていきます。

独学の場合最初から最高効率の勉強はできませんので、日々の学習の中でこの勉強は効果的なのか定期的に確かめるのが重要となります。

基礎を理解したつもりになっている


これは意外と落とし穴です。

個人的にはtoeicなどで100点上がったらなどの基準を設けて時折文法書などを読み直し、自身の理解が本当に正しいのかどうか上書きしていくことをお勧めします。


およそ600点ほどを超えられると中学レベルの文法ができているとされますが、あくまで問題を解いている中ではその基礎部分が問題とならないだけであって、自分が講師の立場で中学レベルの文法を人に教える気持ちで改めて見てみると驚くほど理解できていないことが分かるはずです。


助動詞、前置詞というような当たり前に使用されて当然のように読んでいる英語に他の意味がないか?使われる場面による変化は?そういう小さな視点まで目を配らせてみてください。


これを繰り返していくと英語の単語が持つニュアンスの違いや使われる場面の違いなどにフーンと納得がいき、英語学習の基盤がグッと固められます。


上記の項目に当てはまらず、点数が伸び悩んでいる人は今一度基礎部分を分かった気になっていないか確かめましょう。

そして定期的に確認しておきましょう。そのたびに新しい発見が見つかるはずです。

単語の総数が足りていない


単語は意外と盲点であったりします。実はtoeicには勉強時間の指標や点数を上げるための指標があるように単語による指標というのもあるんですよね。


単語は自分がどのくらいの語彙があるかというのを把握するのは難しいので、逆説的に〇点取れたからこれくらいの語彙数があるんだなと考えてみるといいかと思います。


100点単位で一応基準があるとされていますので、600点取ったけど700点にはなかなか乗れないという場合にはその差の語彙数を埋めてみるというのも一つの戦略です。

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