社会人で働きながら英語を学ぶなら?隙間時間に精読した教材を復習しまくれ!

忙しい社会人でも英語を学びたい

日々忙しい社会人が英語を学ぼうとするのはもうその意気だけで素晴らしいものです。


活用できる時間が限られている中で英語を習得しようとするならば、通勤やお昼などの隙間時間をうまく活用する必要があります。

そうした隙間学習は色々なところで推奨こそされていますが、具体的にどうやっていったらよいかというのは説明されません。


そこで今回は隙間時間でどんな勉強をしたらよいのかということを紹介していきます。

隙間時間は復習をやる


まず結論ですが、隙間時間には新しいことではなく、すでに家などでやってきて精読した教材を復習するのがおすすめです。


これは英語学習において最も重要なプロセスが、解いた文を完全に分解して理解した上で復習することにあるからです。


そして人の記憶というのは忘れるようにできているので、隙間時間を活用して意図的に復習した教材を見る→忘れる→また見ることで無意識レベルの理解へと落とし込めるからです。

また、朝の眠い通勤中や帰りの疲れた帰宅時間でも復習の中では事前に抑えた要点をなぞっていくことになるので、新しい問題を解いたりするほど負荷がかかりません。

結果的に隙間時間を活用して英語学習の継続に貢献してくれます。

移動中に新規問題をやると移動が嫌になってきて挫折したりする可能性があります。

そのため精読済みの教材をひたすら隙間時間にやるのがおすすめです。

精読とは?


精読は精密に読むことです。英語界隈では当たり前に使われる用語ですが、知らない方も多いと思うので紹介します。

問題を解いた後にその文章の単語や文法、語法、音の繋がりや発音記号などを精密に読み解き、限りなく正解に近い文章として理解する作業です。


イメージとしてはそのセンテンスを人に説明できるようにする感じで解読するのがよく、自分が先生に質問してあげるつもりでそのセンテンスの気になるところ分からないところをかみ砕いていきます。


例えばThis is a pen とThis is the pen。

aとtheが違う訳ですがどうとらえ方が変わるのでしょうか?


poorとthe poorはどう意味が変わるでしょうか?そんな感じで文構造や単語などに突っ込みを入れて分からないところを無くしていくという感じです。

英語学習における肝となる部分であり、精読の正確さと精読した分の復習の積み重ねにより英語の知識がたまっていきます。

どれだけ隙間時間が活用できても、この精読が悪いと勉強効率や同じ表現が出た時の理解度に差が出ます。

なので隙間時間にやるのはあまり推奨したくないですね。


ではどうするのでしょう?

社会人にお勧めの勉強ルーティン


私がおすすめするのは、家では教材の回答と精読を済ませてストックしておき、通勤や昼休憩などの時間にそれら教材とひたすら顔を合わせるというものです。


こうすることで鉛筆などの余計な道具を保持することなく、人の記憶メカニズムに合わせた効率的な学習が行えます。

また、精読も終えているので顔を合わせるたびに知識が積もっていきます。

隙間時間の学習では声が出せない場合が殆どだと思いますが、リスニングパートでは脳内音読をお勧めします。


脳内音読はマスクの下で口だけ発声の形をとりながらひたすら精読した文章を読むことです。

これは疑似的なアウトプットになりとてもおすすめです。


私もよくマスクの下で洋楽をうたっています。

リーディングパートでは各パートの精読済み文章を実際の回答につなげるためのロジックを踏まえて理解した後に脳内音読します。

例として5なら主語がものだから受動態、時の表現は時制が同じだから主節と同じ時制を選ぶなどです。

それらの回答を導く思考プロセスは日頃からトレーニングしておくことで本番でもパフォーマンスを発揮できます。


プロスイミング選手の中には練習から一貫して同じ行動を取り、イメージを型にはめる方がいるそうです。

同じ音楽を聴き同じように足を動かし、決まったタイミングでイヤホンを片方ずつ外す。

本番も練習も関係なくすべて型通りの進ませる。toeicもこれぐらい日頃から自分なりの方を意識して勉強していきたいですね。

実際のところ英語は精読の部分が一番重要なのでそこができて復習さえ大丈夫なら後はそれの積み上げで点数は伸びていきます。

それ以外の隙間時間活用法


一番は上記の方法ですが、それ以外に浮かぶのは耳を利用した勉強です。


まずは解いて精読したリスニングパートの音源の多聴ですね。


ルーティンで述べたのは脳内音読でしたが、ここではとにかく音を聞きまくります。

理想としてはテキストを見なくても音声にかぶせて文が口から出てくるぐらい聞きこめるといいですね。


配置の言語である英語の文構造が意識しなくともしみ込んでくるようになり、リスニングの理解するスピードが大きく上がります。

また、部分的に聞こえなくてもその場所に入る要素などを予測する能力が大きく伸びます。


PODCASTを聞くのはよく推奨されますが、これはリスニングでいうと400点を超えるぐらいは欲しいです。


podcastは中には有料で文章をくれるものもあります。

そうしたものを精読した上で聞く分には効果的ですが、特に学習初期のような文構造や音声がはっきりつかめていない状況で大量の音源を流しても理解できない部分が多いのであまり効果的ではないと個人的に考えます。

例えばパート3や4の文章の中でよく聞き取れない内容が難しい問題があるかと思いますが、その文章を精読せずにひたすら流しても理解は進まないですよね。

そんな感じなので、学習初期程しっかりと理解したものを読む、聞くようにしてください。

また、王道ですが単語学習的なものは隙間時間に効果的です。

理由は同じですが、単語は覚えて忘れてを繰り返す中で定着していくものなので、隙間時間こそむしろ効果的です。

個人的には単語帳だけというのはあまり語彙が身に付かないのですが、人によっては単語帳の方が向いているという方もいるかとは思いますので、そういう方にはおすすめです。

ただ復習の中で分からない語彙も精読すると思うのでそれだけでも語彙的には十分な気はします。お好みでどうぞ。

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