英語人材は飽和?
英語学習をやるにあたり目標設定は非常に重要です。
情報収集をしていると英語の人材は飽和しているだのAIに取って代わられるだの色々なネガティブな反応を目にすることがあるかもしれません。
英語学習は昨今小学生でもやるような時代に、いまさら英語をやっても意味があるのかなと疑問が湧いてきませんか?
そこで今回は激化する英語人材の世界だけど差別化の要素は腐るほどあるという話をします。
英語需要の高まり
近年のグローバル化や人口減少の傾向による今後の内需の発展性などなどの要因から見るに英語の需要というのは近年ますます高まっていると考えられます。
マイナビの英語トピックに関するwebサイトにおいても英語の必要性がないのではなく、英語ができない人はそうした仕事から外されているというような話もあるように、英語の需要というのはできる人には話が舞い込んでいるようです。
事実として私はガイド的な仕事をしており、ジャンルも自然系とニッチですが、このジャンルにおいては英語が出来る人が少ないからかインバウンド向けのガイドなんてできるかななんて話が来ましたね。
インバウンド需要を始め訪日外国人はこの10年で非常に増加しており、官公庁の訪日外国人の水位を見ても2015年から2024年で倍近く増えていることが分かります。
ということは各シーンにおいてもそれだけ英語を用いたビジネスチャンスがあるわけです。これに声をかけられるのは当然英語ができる人に話が来ることになりますよね。
つまりインバウンド的なシーンで見ても英語の需要は2倍以上に増加しており、コロナ過を除けば右肩上がりであることから今後も英語の需要は伸びていくことが予測されます。
英語ができるかどうかで潜在的なチャンスが大きく変わる可能性があるといえそうです。
英語のみを武器にしてはいけない
ここでよく言われる英語ができる人材はごまんといるというような言葉ですが、これは正しいと思います。
toeic800レベルは0から始めればとても苦労することになる一つの英語の基準ですが、英語学習者は上には上がいます。
別に英語に限りませんが、単体のタスクというのはどう突き詰めても上がいます。これはどうしようもありません。
なので英語の講師や英語を専門とした何かというのは後発組である社会人勉強組にとっては高いハードル、まさにレッドオーシャンとなっています。
toeic900というすごい指標を持っても、toeic満点講師や英検1級などの化け物たちが待っています。
ですがよく考えてください。そもそも英語講師になるのが目的ではありませんよね?
例えばあなたの業務に英語を絡ませて外資との新たな仕事を狙うとか、海外部署への移動を狙うとか新規事業のメンバーに入り込むとか自分が関連した外資に入るとか目的はそういうはずです。
つまり英語を学んで自分自身のスキルと掛け合わせることで生まれる希少性に価値があるわけです。
英語×スキルで差別化が簡単
英語ができる人はたくさんいます。toeic900レベルは英語ができることの照明にはなりませんがそれでも上位3%ほどの難関資格です。
一方で受験者の割合を出してみれば年間何十万人という900ホルダーが生まれます。
一見レッドオーシャンに見えるこの英語界隈ですが、私を例に挙げてみましょうか。
私の点数は880です。これはおよそ受験者の5~6%ぐらいになるのかなと思います。これでは英語の独占業務的な部分には到底携われません。
一方でガイド的な仕事をしたことがあり英語ができる人となると母数は相当狭められます。
自然系のガイドこそありますが、これに英語ができるとなるとガイドの仕事自体が狭いことを考えると日本人人口で見てもかなり少ないでしょう。
これに150万pVのブログ運営経験からくるSEOや広報的な知識やブログや英語筋トレを始めとする2パーセント以下の継続力など他の要素を組み合わせていくことで個人の価値が大きく高まります。
英語は人材競争における他の方との差別化に大きく貢献するのがやはり強い部分であると思います。
マーケットの広さもそうですが、英語人材自体がポジティブな態度で行動的な方が多いと感じますので、性格やコミュニケーションなどのソフトスキルが求められる現代においても価値が高いのではないかと思いますね。
ビジネスの主流である簿記もそれ単体では差別化が難しいですが、英語と会計は有名な3大スキルです。英語ができるだけで一気に幅が広がりますよね。
このように英語単体ではかなりのレッドオーシャンですが、多くの人は英語のみを専業にするわけではないので、あなたが英語ができることで受ける恩恵は計り知れないほどのものとなる可能性があります。
英語の需要が高まる傾向が訪日外国人や実体験としてありますので、選択肢を広げ、チャンスをつかむためにもある程度英語があることの照明となるtoeicスコアを持っておくことはとてもおすすめです。
むしろ英語はレッドオーシャンからブルーオーシャンに移行するチケットと言えるかもしれませんね。
コメント