toeicの結果は結果に限らず受けただけで偉いという話と受験する頻度

toeic受験の結果が悪かった?


この記事に来る方はきっと試験の点数が発表されたものの思うような結果が得られなかったという方が多いのではないかと思います。


勉強してわざわざ試験を受けて点数がきっと上がっているはず。

と期待していたのに結果的に点数が落ちているとかなり残念ですよね。その気持ちはよく分かります。

しかしその一時の結果で私には英語の才能がないのかもと判断してはいけません。

その結果発表はあなたの英語の継続という長い時間の中のほんの一瞬の出来事に過ぎないのですからね。

英語に短期的に結果を求めてはいけない


英語学習は非常に長期的な視点が必要となります、決して短期的に物事を見てはいけません。


これは英語が語学であることから一般的な資格試験よりもはるかに長い期間を必要とするためです。


覚えることが膨大にあることはここまで勉強をされているならばわかるかと思います。


そう、多くの日本語話者でかつ当ブログの対象となる独学で0からやっている人は短期で結果を出すのはなかなか難しいのです。

分かりにくければ日本語に置き換えてみましょう。あなたの英語学習時間は現在どれぐらいでしょうか?


それを生まれてからの時間に換算してみましょう。


私を例にとると私の英語学習ピーク時はニートだったので一日8~9時間ぐらい勉強していました。


初受験が勉強開始から3か月後で、土日はゆったりしていたことを考えると5×8時間×4週間の概算で初受験までに500時間ぐらい勉強していたことになります。


それで0から620点辺りまで点数が伸びました。


500時間ですが、0から日本語を学ぶ赤ちゃんを想定していくとどれぐらいになるのでしょうか?


600点の辺りではまあ自分の言いたいことのニュアンスが届けられるぐらいなので2~3歳ぐらいでしょうか。


600点で2~3歳のところとすれば、日本語でなんとなく伝えたいことが言えるレベルまでそれよりも早くいければ語学的にはかなり早いという風に見れますよね。

私を例にすればそこまで3か月で来たので、赤ちゃんよりもだいぶ学習のペースは速いと言えます。

長期学習が必要となる英語においてはこうしたポジティブなものの転換も必要なスキルです。

toeicを受けたあなたはえらい


toeicの受験に関しては受けただけでもえらいと言えるのではないかと私は思います。


自分で申し込んだのだから当たり前。果たしてそうでしょうか。


わざわざ仕事終わりや隙間時間に勉強をし、お休みの土日にお金を払って試験の申し込みをし、暑い、寒い、天気が悪い、調子が優れない、思ったよりも勉強ができないなどの色々なコンディションの中欠席することなく挑戦した。

その行動だけでも多くの何もしない人よりも遥かに学ぶものが多いことをしています。

勉強する人は6%などと言われます。

そうして勉強をする人は基準が自分よりもはるかに勉強をしている人、つまり上にいる人ばかり見て精神を削ってしまいがちですが、時には自分がやってきたことを教材やノートなどで振り返り自身の努力を確認してみることも大事です。


試験の結果が仮に悪く出たとしてもそれは現在の最新の立ち位置が分かったとポジティブに考えればいいのです。


その結果が出たおかげで次の勉強の指標や弱点、あいまいなところや苦手パートなどの情報が明らかとなるではありませんか。


どこに向かっているのか、何が原因で点数が取れないのか、勉強法があっているのか?試験を受けずにそうした効果測定をせず続けてしまうよりも、ショックを受けてでも定期的に課題を示してもらえる方が結果的に素早く目標点数に到達できるはずです。


なので結果が振るわなくても試験には申し込みましょう。でもどれぐらいの頻度で受けるか悩みますよね。

toeicを受ける頻度は?


これは時間とお金に自由が利くなら毎回というのが答えとなりますが、時間やお金は人それぞれ違うためある程度の指標を示しておきます。


まず学生やフリーターなど時間がたくさんある人は目標点数まで毎回受けるべきだと考えます。


これはシンプルに時間がある分勉強時間も確保しやすく、一か月でそれなりの知識を貯めこめるためです。やる気の程度によりますが平均4時間すれば月120時間程度になります。


100~150時間ぐらい蓄積したら一度試験を受けて勉強の方向性と成果を確認し、次の弱点を補強していくというのが個人的には一番効果的でした。


例として私は日に8~9時間ほどやっていましたので、試験はほぼ毎回受けていました。

点数は集中していた時期は短期の上下こそあれども800程度までは安定した右肩上がりだったと思いますね。

一方で勉強時間もなかなか取れない一日に1~2時間程度もしくは隙間時間の学習が中心となりなかなか新しい教材に手を出せない方などは、自分で試験を受ける基準となる学習時間を決めておいてそこに到達したら申し込むのがおすすめです。


例えば130時間と決めたならば1日1時間ならばおよそ3~4か月に一度程度となりますよね。

重要なのが気分が向いたら受けようという風にせず、ある程度の強制力を持たせることです。

資格学習で重要なゴール設定


強制力ですが、これは絶対に持たせてください。

人間は楽な方に流れてしまうものなので、toeic試験に自信が持てるようになったら受けようなどと決めてはいけません。880程度でも自信など持てません。


すると受けない理由を付けて楽をしてしまうため、あらかじめ○○時間で申し込むという形や摸試で○○点を超えたら申し込むというように基準を設計してしまうのです。

toeicを受けるということはあなたには目標の点数があるわけですよね。

その目標点にはいきなり到達することはできません。ですが目標までの距離が遠すぎるとテスト結果などを見てやっぱ私には無理かと諦めてしまいがちです。


そこで受験する基準を事前に設けておけば定期的に試験を受けるべき理由があるため、その気準に向けて一生懸命取り組むことができるのです。


誰しも900を目指したいものですが、まずは600を超えるべきなのです。


そして700を超え800を超え900に到達することができます。


ですが900意外には価値が無いと定めてしまうとかなりつらい勉強の道となることでしょう。


小さな目標の積み重ねと最初から遠いゴールを目指すのでは達成感や自身の付き方も変わるので、小さな目標とその基準を考えてみてください。

そうすれば試験結果などを受けての挫折率も大きく減るはずです。

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