toeicの目標点数に届かない
toeic勉強を始めて最初は吸収することも多く伸びていくものですが、ある時から停滞を感じてしまうことがあります。
逆に英語学習初期にこれから学んでいく領域のあまりの広さに自分には無理だと感じてしまう方もいるかもしれません。
ある程度勉強をしてみて無理かもと感じた人に読んで欲しい記事となります。
なぜ英語を学びたかったのか振り返る
当ブログ他記事においても伝えていることですが、あなたはなぜ英語を習得したかったのでしょうか?
何か汎用的なスキルが欲しかったから?専門性と相性がいいと言われていたから?何か強みが欲しかったから?出来たらかっこいい、素敵だから?
英語学習を始めようと決意した時には何かしらのやると決めた要因がありますよね。
今改めて自分に英語が本当に必要なのか考えてみるべきです。
toeicで高い点数を取るためには目的意識が必要不可欠であると私は考えます。
それは日本人が英語を習得するには言語の距離が正反対にあるために、1000時間以上の非常に長い時間の勉強を必要とするからです。
toeicを辞めたいと考えているあなたは厳しい言葉でいうとそこまで強い目的意識を持ってなかったのではないでしょうか。
英語学習やtoeicをやる人とそうでない人の人生はこう分かれます。
英語を学び続ける人生か英語をやらない人生か。
英語が必要な生き方をするならばこれから先の人生において英語は常に身近なものとしてピアノのレッスンの様に欠かさずに取り組んでいく必要があります。
それには英語が必要な環境やそうした環境に入ってやるというような自身を抑制する強い意志を持ち続けることが不可欠です。
少しでも英語に触れ、その勉強をしたならばこれから先にある英語の終わりなき道が見えるはずです。
その道を歩き続ける強い目的がないならば、道を見ることはできたのでいったん辞めて、その道を歩く目的を探してみてもいいかもしれません。
やらずに辞める人よりもやってみて辞めた人の方が立派ですからね。
10000人の人がいてやる人は100人。続く人は一人という言葉がありますが、少なくともあなたは100人の人間なわけです。
素晴らしいことだと思います。
ただ、その先の一人になるには目的意識が必要です。勉強で迷うならば今一度考えてみましょう。
英語は正しく継続すればできる
toeicの勉強で成果が出ないと自分には才能がなかったと思い込んでしまいますが、英語学習は時間がかかるだけでやることはシンプルです。
別に英語に限りませんが、端的に言えば分からない部分を分かるようにしていくことの積み重ねです。
多くの人は自分が頭が悪いと真面目に考えてしまいますが、質は量から生まれるものです。
野球選手が素振りを続けたりするのも、筋トレで同じ種目をひたすら反復するのも外から見れば同じことを繰り返しているだけに見えますが、やっている当人は同じ動作の中でより効果的に動かし、筋肉に刺激を与えるならばどうすればよいのかと試行錯誤を繰り返しています。
勉強においてもそれは同じことで、学習初期はノウハウなどを学んでも全体は見えていませんのでどうしても効率などは落ちるものです。
でもtoeicの勉強はパート1から7までの似たような問題の繰り返しですよね。
先ほど例に挙げた素振りや筋トレと同じで、数をこなしていく中で段々と解き方ややり方が分かってきます。
学習初期はそれは暗闇の中に足場を一つずつ作り、前に進んでいるか分からない状況を進む感覚ですが、必ず続けていけば俯瞰するように見える時が来ます。
とはいえ自分の進む方向が正しいかどうかは砂漠に入って街を目指しているかのように自分自身では分からないものです。
なので袋小路にいる感覚の人は一度英語の復習についてあっているかだけ理解することをお勧めします。すなわち模試や本試験を受けて自分の勉強が成果を生んでいるか確認するのです。
砂漠の民が星を目印に方角を理解したように、進むべき方向が分かっていれば目的の点数まで届けるはずです。
英語がない人生とある人生を比較してみる
英語を辞めるか迷っている場合にお勧めしたいのが、その能力があったら楽しめることが増えるのかどうか考えてみるです。
私はスーパーのワサビ理論と言っていますが、英語ができるということは英語ができる選択とできない選択の両方を検討した人生を送っているということになります。
スーパーの棚に売っているワサビの内安いからという理由で特定のワサビだけを選んでいる人と、100円以下から各価格帯のワサビを検討して10以上の選択肢の中から一番安いワサビを選択するのでは同じ選択でも全然違うことが分かりますよね。
英語ができても使わない選択を仮にするとしても、あなたは英語ができるので今後の人生でふと必要な時に役に立つかもしれません。
個人でブログを初めて英語は学ばなくてもいいというような立場でブログ運営をしたとしても、あなたは英語ができた上で発言をしているので経験から説得力が出ます。
そう、使わなくてもtoeicで点数を取ったことやその過程で学んだことというのは点数以外にも人生に影響を与えてくれます。
例えば上には上がいるから謙虚になれるということや、収穫逓減の法則でつぎ込んだ時間に対する伸びが悪くなること、ダニングクルーガー効果でちょっと点数のある人の声が大きいなど一例をあげても英語学習中に学んだことは価値観として、大人として重要なものが多かったなぁと感じます。
toeicをやっていなければこうした勉強から得られる経験もないことになります。
勉強している人とそうでない人の差は自身の精神性という意味でも結構大きいことが、勉強をして周りを見てみると体感できるように思います。
そうした副産物も得られるので、英語をやらないのはもったいないなぁと思いますね。
こうした視座は低い所にいる人は自身より低い視野しか見れませんが、高い所にいる人はより先の建物から低い建物まで見えますよね。
英語ができるかどうかの有無による人生への影響は個人に寄るので一概には言えませんが、選択肢が増えるという意味ではできないよりできた方が選択肢は増えます。
代償として英語を日々続ける必要が出てきますが、業務などで使わないにしても洋楽や洋画、ふとした時の街中で英語のアナウンスを聞き取れたりしてある程度分かるに越したことは無いよなと感じられています。
コメント