toeicで挫折を経験するタイミング5選!あなたが英語を辞めたいタイミングを事前に知ろう

toeicの挫折ポイント

toeicの勉強は相談相手もおらず、あまりにも長い出口のないトンネルを進むようなものです。

日本最長クラスのトンネルは関越トンネルという群馬と新潟にまたがる11kmものトンネルですが、長くても出口が分かっていれば安心です。


一方で独学で行う英語学習はいつ目標点数に到達できるのかも分からず、非常にひりつきます。
時には出口につく前に力尽きてしまうのです。

この記事ではそんな挫折したくなるタイミングを紹介していきます。

うたい文句に乗ってみた時


これはあるあるです。

英会話のCMや本屋にある〇か月で800点!のような体のいい売り込みを見てそんな短期間でできるならやって見ようかなと挑戦してみたものの数か月たってもリターンを感じられず辞めてしまうというものです。


こうした過大広告は特に学習初心者を騙すようなもので英語に限らず美容やダイエットを始め(飲むだけで痩せるだの付けるだけで痩せるだの)他の業界でも目にする罠です。


逆を言えばそうした詐欺的な商品にも頼りたくなるくらい英語に需要があり、日本人の英語習得の難しさを示すものでもあります。


英語学習は筋トレやダイエット、他の資格学習やブログのように継続を必要とするコンテンツですが、3か月レベルでの挫折率が群を抜いて高いです。


筋トレは3ヶ月でおよそ60%がジムを辞めていると言われますが、英語に関しては80%が3か月でやめるとの話もあります。


これはやはり必要性があったり、今後の需要を見越してそうした英会話に挑んでみたものの思ったような広告的な成果が出ないことに深く関連があると思うのです。

英語はそんな華やかなものではなく、泥臭い毎日の積み上げが絶対に不可欠です。

取り組む際にはそれを覚悟しておかないとあなたも80%の一因になりますね。

出発の時点の心構えを間違えるとtoeicにおいても挫折します。

600レベルは受験者の平均点ですが、それでも簿記2級と同等か以上程の時間がかかりますからね。それ以上だと独学では1000時間のラインも見えてきます。大変なことは知っておきましょう。

成長を感じられなくなる時


実際に勉強を始めてみて挫折率が上がるのは、思ったよりもtoeicの点数が伸びない時と、その停滞のタイミングにぶつかったときです。


受験者は勉強をして本試験や摸試を受けます。


まず数値として示される現実に驚き、(およそ0から始めると300点台や400点台になることが多い)そこからの勉強時間に対する伸びの悪さに自分には才能が無いと思ってしまうパターンです。


独学で勉強をやると勉強にもうまいへたがあり、勉強後期になるほど自分に合うスタイルが確立できるようになります。


誰しも質を求めてしまいますが、質は量をこなさないと生まれません。


そのためにもとにかく長時間勉強をして勉強方法の部分でも時には非効率な方法をする中で段々と自分のスタイルが確立されていきます。


しかし学習初期はとにかく結果ばかりを求めやすいものなのです。

まだ確立されていない効率に劣る勉強方法の中で700や800などの高い目標に挑み続けるも全然届かない現実が数値として目の前に出る。


いうならば井戸の水を深い所からくみ上げ続けており、見えないけれども確実に前に進んでいる途中で挫折してしまうのです。

もう少し頑張れば水をくみ上げられるのにもったいないですよね。

成長曲線は右肩上がりではなくある時に跳ね上がるように2次関数を描きます。

このことを事前に知っておけばいつか花が咲くと短期的な成果が生まれなくとも勉強を続けられるはずです。

点数に努力が反映されない時


前述の話に近いですが、toeicは点数が数値としてはっきりであるため、あなたの勉強の成果が数値で出てしまいます。

時には点数が大幅に下がるなどの努力を注いでも成果が表れない状況に直面することがあります。


この時に点数が下がったからもう無理だ、無駄だと諦めてはいけません。


toeicには長期的な視点が必要です。実は試験の点数は初期程ぶれます。摸試やテキストでたくさんのテーマに触れることになるtoeicですが、試験において類似のトピックに遭遇するかどうかで解ける割合も変わるためです。


当たった回では+50ぐらい外れれば-50~100位平気で変化します。


勉強を続けて知っているトピックが増えるごとにこのブレ幅も小さくなっていき、800ぐらいだと30点度に収まります。

つまり短期的な視点で試験に一喜一憂してはいけないんですね。

長期的な視点を持ち、あなたの点数がグラフとしてみれば右肩上がりの傾向を保っていればそれはいい勉強ができて確実に成長できています。

今回のテストが430点で大きく下がったとしても次の試験では495点、次で450点でその次が520点ならば傾向としては右肩上がりです。

toeicをやっていくならばそうした短絡的な視点ではなく、長期で物事を見るようにしましょう。

そうすれば実は努力はしっかりと反映されていたんだ!と気が付くことができます。

とにかく長期的な目で見て、過大広告的な数か月でペラペラなんてものはないと早く知りましょう。理想と現実のギャップを小さくするのも挫折を減らすのに重要です。

目標設定がぶれた時


点数の設定や英語を使ってやりたいことなどのtoeic以外のことでも目標がぶれると勉強の効率や意欲は大きく低下します。


別記事でも話しましたがtoeicは英語を活用して何かをするための手段であるため、なるべく素早く目標点数に到達することが望ましいです。


そのために目標を明確にし、ややタイトな期間を設けることでパーキンソンの法則(課題は期限いっぱいまで増加する)によるグダグダを避けて最高率での目標達成を目指せます。


ですが、この途中でゴールポストの部分を動かしてしまうとプランもすべてお釈迦になってしまいます。


例えば800点を目指していたけど途中で900に変更するというようなものはよくある設定変更ですが、これはあまりよくないと個人的に考えています。

800点で十分であると現状踏んでそれにリソースを割いていたのに、途中で900に変更すると時間の部分では350時間ぐらいが+の標準になるかと思います。

ですがゴールポストが動かされたことで800を取って別の英語を活用した業界に行ったりする目標が、900点を取るという目標に代わってしまうのです。

これは800を取って自身の目指すことを成すというtoeicをあくまで別の目標の手段として活用するはずが900点を取ることが目標になってしまう非常に危ない例です。(実は私の例です)

ゴールポストはまず決めて動かさない、勉強の軸はずらさないようにしてください。

でないと私のようにパーキンソンの法則でいつまでも期限のない目標に向けて勉強する羽目になります。そしてこれは挫折に繋がります。

英語よりも有意義なものを見つけた時


英語学習は長期間に及ぶものであるため、ましてや英語をわざわざやるような好奇心旺盛な方の場合にはその道中で並行してやっていたことにより重きが置かれて英語の比重が弱くなることもあります。


別記事でいうとアイゼンハワーマトリクスにおけるタスクの緊急性の振り分けになりますが、英語の優先順位が低くなってしまうことがあるんですね。


例えば仕事でより重要な案件が入ってきて学ぶべきジャンルが入ってきたとか、個人で副業的な活動をしていたらそれが当たってきて比重がそちらに置かれたとか、いろいろあります。


英語は長期的な視点で見れば重要性はますます上がってきているというのはビジネスマンであれば体感しているかと思います。


感じていない方は英語ができないからそうした重要なタスクに声がかからないか現状全く必要としない業界にいるかなどであると思われます。


ですが、英語の必要性というのは本当に個人により様々です。


英語よりも優先度が高いと判断できる物事があるならばそちらに重きを置き、それでも細々と積み上げていくとこれまでの学習も無駄にせずまた勉強するときには大きな積み上げ物として活用できるはずです。


挫折とはちょっと違いますが、英語を辞める際にあり得るパターンですね。

今回紹介した挫折のケースはすべて私が体験してきた挫折及び英語の重きが弱くなった際の実例です。


恐らく他の方でも同じような再現性があると思うので、独学ではこんな時に躓くのか、英語の取り組みへの意欲が減るのかと予測しておいてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました