いまさら英語はやらなくてもいい? やった方がいい理由と選択肢を持つことの強み

英語、いまさらやるの?

英語学習を始めようとすると必ずと言っていいほど今から英語やっても意味がないということや英語だけできても意味がないという意見が飛んできます。


果たして英語ができても意味がないのでしょうか?今回は英語が出来ると選択肢が増えるという理由と英語を使うこと意外に得られるメリットを紹介します。

英語ができるという選択肢を持つ


英語ができることの最大のメリットは英語ができる状況を持っていることにあると思います。


英語に限りませんが、人間は持っているスキルや資質については選択肢として優位にある状況にいられます。


少し抽象的で分かりにくいかと思いますので、スーパーのワサビで例えます。


私はスーパーのワサビ理論と読んでいますが、スーパーの棚に並ぶワサビって色々ありますよね。

お馴染みのSBのものからワサビやのカメヤ、中には刻みワサビや時には本わさびの配合量が多いもの、ワサビ自体も売っていたりします。


私は刺身が好きで魚屋に勤めていたくらいなのですが、引き立てるものとしてワサビも重要であると考え、安いものから高いものまでいろいろなワサビを試してきました。

つまり色々なワサビを知ったうえで○○のワサビを選ぶということができるのです。

一方で中にはワサビは一番安いSBのものを買うというだけの人もいるかと思います。

スーパーのワサビコーナーでは80円程度のこのワサビはとてもよく売れます。

前者と後者では同じSBのワサビを選んでいても前者が色んな選択肢の中からSBを選んだのに対し、後者は単一の選択肢でSBを選んでいます。

もしかしたらそれよりも好みや口に合うワサビがあるかもしれないのに。

とワサビ理論と言っていますが、これは人生のあらゆることに当てはまります。

英語学習でいうならば英語が使えるようになることでもっと自分に合った条件や労働環境に努められる可能性や働く相手、金銭的な報酬などの上昇が見込めるかもしれない選択肢が生じますよね。

もしかしたら国内企業よりも外資の方が向いているかもしれない、英語ができることで何か個人的な活動で報酬が得られるかもしれない。

そうした色々な方面に発展できる選択肢を持っていないことは非常にもったいないことが分かります。

確かに英語ができたところで必ずそうしたいい選択が取れるとは限りませんが、toeicの点数に応じて平均年収が上がるのはよく知られており、点数無しと900では平均約160万円程年収の差が有ると言われています。

また、英語については将来必要になる可能性も高いですよね。英語学習の最大の欠点は習得までに非常に長い時間がかかることです。

必要になってから用意ドンでスタートを切った多数の人と必要になるのを見越して仕込んでおくのでは効率的な学習をする人では1300時間くらいの差が有ることになります。 

何より必要な時に需要を満たせる存在が社内や同業にいたら助かりますよね。


ここで英語のできるやつが欲しい…1300時間待ってください!では間に合わないですよね。

未来に必要性が高まるからこそ今使わなくても学んでおけばリターンが得られる可能性もあるのです。

国内の見通しが暗いからこそ国内だけにとどまらない英語という担当を懐に忍ばせておくのはいざというときに強力なものになると思います。

私のこうした英語ブログも英語を学んだから生まれてきた選択肢の一つです。ちょっと思わぬ形となりましたが。

英語の必要性は無くなるのか?


これから英語をやる人が気にするのはAIにより英語の需要がなくなるのではないかというところですよね。


これは言語が人と人のコミュニケーションである限り需要がなくなることは無いと思われます。

私の行動範囲では確かにAIや翻訳機を使用するケースというのもありますが、使う人が英語を使えないのでそもそもコミュニケーションとして成り立つのか分からず、結局英語が多少できる人が対応するということが行われています。

機材を使うために英語を学ぶというような人はいません。

今後もっとすごい技術が生まれて脳内を読み取って英語に変換して話してくれるみたいな高精度のものがない限り、英語の需要はなくならないばかりか、内需の衰退に伴いマーケットを外国に向けないといけないケースは増えていくと考えられますよね。

人口減は避けられませんので。

仮に自社がそうした国外に目を向けない市場だとしても、人口減で人が集まらない中外国人労働者が今後増えていくことを考慮すれば英語でコミュニケーションを取れるだけで組織内の風通しを良くできる存在として重宝される気がします。

英語ができる人や英語を学んでいる人というのはそれくらい一般では目にしないです。だからこそ差別化として強い効果があります。

英語使用者は日本人でも今後増える?


スキルは希少性が重要ですよね。特に英語は今では小学生から始めているため、彼らが大人になれば英語話者はとても増えて需要が飽和するというような懸念もあります。


個人的には学生時代の英語学習が何年延びたところで英語能力は身に付かないと考えています。

よくよく考えれば我々も6年やっている訳ですが、どうでしょうか?


このブログは0からの英語をテーマとしていますが、ほとんど覚えてないのでは?


学校はよほど熱心で学ぶ気のある人以外は殆ど受動的に聞いており、言語はそうした受動的な行動のみではほとんど見に付きません。

当ブログではよく述べていますが、英語の習得には英語が無いと困るような環境作りや目的作り、強い原動力が不可欠です。

学校においてそれらの動機を作ることはとても難しいため、ある程度のレベル以上の大学を目指すような子でもないと英語が身につくというのは難しいと考えます。

むしろ早期からの興味もない英語に触れる機会が増える分英語嫌いが増えるのではないかと個人的には考えます。

今英語をやる最大のメリットは自身の業種に英語という付加価値を付け加えられることに+して英語を軸とした今見えていない選択肢が取れるようになることを持てることにあります。


この基盤を持っておけば外国語需要の変化に合わせて本業でもそれ以外でもお金を生み出す思わぬチャンスを想像できるかもしれません。

そうした必要な時が来ることを見越して今から仕込んでおいても良いですし、1年単位の直近での経済的な利点を求めて取り組んでもいいと思います。

今すぎに成果が出なくとも英語ができる日本人の価値は上がっていくと思いますよ。

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