リスニングが難しすぎる!聞き取れない!
toeicの勉強を始めてまず驚くのが本格的な英語の試験すぎて全く聴き取れないという点です。
toeicはリーディングの方が難しくてリスニングは点数が取りやすいです。
というのは各所で聞く話ですが、実際に0から始めてみるとこんなの聞き取れるようになるの?と思いたくなるぐらいには最初は聞き取れませんよね。
そこで今回は実際に0から英語を始めた私が学習初期にやっていて3か月ほどでリスニング350点までとれた際に意識していた英語が聞き取れない要因について紹介します。
リスニングは聞き取れないのか?
まず結論ですがあなたのリスニングが聞き取れない要因をはっきりとさせる必要があります。
実は英語の音声が聞き取れないというのは色々な要因があり、音は聞き取れているけれども英語特有の音の繋がりや消失が分からないから聞き取れないのか、英語の文構造が分からないから部分的な要素が保管できないのか、音自体が聞き取れていないのか、聞いた音を別の形で保管してしまっているのかなどが大きな要因となります。
ケース別に自分がどれに該当するのか、複数該当するのかを見ていきましょう。
英語特有の音が聞き取れていない
学習初期程多いのがそもそも発音やリエゾンといった英語特有の音を知らないのでリスニングした音声が抜け落ちているというものです。
例えばリスニングの音声を文を見ながら読んでみて音声に眼が追い付けない場合にはこの可能性が高いです。
これについては対策も明確で、日本語には無くて英語にはある音声と英語の音の繋がりやそれに伴う消失などを一つ一つ理解することです。
英語耳のような教材を使用することで確実にリスニング力は上がります。基礎的な部分の抜けがもたらす影響ですね。
文構造が分からない
これも学習初期からリスニング400点未満程度の方に多いのではないかなと思います。
英語はSVOやSVOC、SVOOのような骨格があり、それに補強する形で文章が付いてきます。
慣れてくるとこれはVに意味を付ける部分で次に0の部分が来る、今のところは聞き取れなかったけど助動詞が入り未来の話をしてるからwillというように聞けなくても補正ができるのですが、初心者や400点以下の方は聞こえた部分で点を取ろうとするため、こうした文構造の補強が弱いのです。
文構造が分からない場合に有効なのはしつこい音読です。
特に精読して文構造や修飾部分を把握した文を繰り返し音読することで、自然とここは修飾の部分だな、助動詞だなという勘が働くようになってきます。
音読は教材を精読したら私は2~3週間は音読していました。地道に見えますが言語の学習においては音読が非常に有効です。
音自体が聞き取れていない
これは実は非常によくあることです。
自分では聞き取れているように思っており、テキストを見てもなんとなく合っている。しかし試験になると点数が取れないという場合には聞けた気になってしまっています。
これも実は対策はとても簡単です。ディクテーションをしましょう。ディクテーションは聞いた音声を英文を見ずに書き記すというものです。
学習初期にぜひともして欲しい勉強方法で、自分が何をどう勘違いしているのかがすべて浮き彫りになります。
この際には文構造はもちろん単語や音の繋がりなども合わせて強化できるため、リスニングの基盤を大きく底上げすることができます。
ノートに音を聞いて文章をひたすら写していきましょう。自分がいかに聞き逃していたのか、音を勘違いしていたのかがまるわかりですよ。
音を別の音に補完してしまっている
これは他の項目とも絡んでくる内容となりますが、聞いた音声を勝手に脳内で日本語の似た音に補完してしまうということが起こります。
基本的には発音学習と音のつながりの理解が浅いことにより起こるため、この2点の基礎からしっかりやることで対策することができます。
多くの学習者が初期に発音を推奨している理由の一つであり、間違えて音を覚えてしまうと後から矯正していくのがなかなかに厳しいものとなります。
代表的な聞き間違えがcoffeeとcopyです。
事務室でコピー機を使う場面で引っかけでコーヒーの話が出るのですが、音を知らなかったりすると似た音が聞こえたからこれだ!というように間違えるケースですね。
非常に致命的なもので、日本語に似た音がある全ての英語を聞き間違えるため、ディクテーションなどをして間違えていることが多い場合には発音とディクテーションをしたのち音読をして矯正していくことで点数は伸びると思います。
4つの項目はケースバイケースですが、1つだけ当てはまることもあれば複数当てはまる場合もあります。
リスニングで停滞をした場合、特に0から初めて学習初期の人は発音と音の繋がりの部分の勉強が不足している場合が多いので、音を聞いて書き記すディクテーションをして正しい文章と音を認識し、それを正しい発音と音の繋がりで音読をしていけばおおよその場合点数は上がり始めると思います。
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