toeicの点数はあなたの指標
toeicの点数が発表されてSNSを見ればすごく高い点数の人ばかり。
ネットで勉強を調べれば意味がないだの今からじゃ遅いだの色々な広告的な効果のある言葉を目にするこの頃のインターネット界隈ですが、toeicの点数って実際何点から凄いのかというのは気になりますよね。
そこで今回は何点から凄いのかを個人的に話します。
点を持っているだけで凄い
まず結論ですが、点を持っているというそれ自体が凄いことだと思いますね。
高かろうが低かろうがtoeicの点数を持っているということは形態問わず試験の本番を受けたわけです。
多くの方はtoeicを始め英語の試験なんて受けませんから永遠に英語学習の評価は0です。
ですが250点でも点数があるのはそれにチャレンジしたということなので既に0を1にしています。
物事は0を1にするのに大変行動力や思考力、チャレンジ精神を必要とします。
そして自ら興味を求めてこの記事に来て調べる好奇心も持ち合わせている。
これは英語学習を続けるうえで必要な効果測定や復習、何より英語を続けるために必要な土台です。
つまり点を持って自分で気になることを検索している時点であなたには英語学習で成功する素質があると言えるのです。
そんなこと言っても凄い点数が気になりますか?
点数についてですが、具体的に何点から凄いのかと言われると客観的に言えば上位15%程度になる800点ぐらいかと思います。
とはいえこうした客観的な指標は気にせず、自分の点数が長い目で見て確実に伸びているならば凄いことなのだと認識するのが良いかと思います。
というのもtoeicのスタートは皆同じではありません。
学生時代に受験勉強をしている人は初受験で600や700に乗れますし、ほとんど勉強していない人は300点やそれ以下である場合もあるでしょう。
スタート地点が違うのにあの人はいい点を取って自分はダメだなどと気にしても仕方ないですよね。
初受験で600点取っている人は累積の勉強時間が600時間かもしれません。
そうした背景は読めませんので気にする必要はありません。見るべきはあなたの点数がこれからどうなっていくのかです。
凄い点数の伸び方とは
いい点数の伸び方とは長期的に見て右肩上がりの点数の増加をしていることを指します。
これが満たされているならば効果的な勉強を継続できていることの証になるはずです。この状況を維持できている方はとても凄いですね、独学の才能があります。
一方で長期で見ても平たんもしくは下がっている場合にはその状況は点数に寄らず凄くないですね。
400点から初めて半年後に650点に来ているならばその点数はとても凄いものです。
効率や方法などは分かりませんが、有効な勉強をしているのは明らかです。
一方で800点の人が半年後に780点の場合には780は一見高い点数に見えますが悪い点数であることが分かります。
勉強法や効率、弱点補強などの改善すべき要素が見えておらず停滞もしくは衰退しています。
このように立ち位置により点数の評価というのは変わってしまいますので、絶対値で点数を見るのではなく相対的にどれくらい伸びているのかを期間で測ることで、今は点数が低かったとしても確実に上位に食い込むことができます。
他人との比較は本当に無意味です。
勉強仲間などと進捗を報告し合うような形なら良いですが、知らない方の背景や勉強量なども分からずに絶対的な点数だけを比較するのは避け、自分自身がどう成長していくのかに注目してくじけない英語学習を続けていきましょう。
他人と比較することの罠
toeicの点数は数値がスパッと表示されるため、何かと他社と比較しがちですよね。
私も学習初期のころにはSNSで800点台で悔しがる人や数か月で600点達成のような自逆風自慢とも捉えられる投稿に凄いな~と思ったり、自慢じゃん。ただの。と思うこともありました。
しかし実際に900点を目指す立場になってみると900の壁に跳ね返され続けて860とか875とか取り続けて本人的にはそれはそれで悩みを抱えていたのだろうなと今は思います。
ここで伝えたいのは英語に限らず誰しもその立ち位置で悩みは抱えており、隣の芝は青く見えるというものです。
880に到達しても900を超えている人はすげーなと思いますし、ここからさらにスピーキングの方向や実務での使用をしている人への努力の凄さも見えてしまいます。
つまるところ英語を今後続けていっても凄い人は我々の前にいますので、そうした隣の芝にとらわれることなく自分の点数に集中して右肩上がりになることを目指していけばよいのかなと思います。
比較して自分はダメだ、才能がないなどと考えるのは時間の無駄です。
目標に向けて日々の積み上げをしていきましょう。
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