toeicのパート3,4の難しい問題が聞き取れない意外な原因とは?

英語も日本語も話の概要を知っているかが重要

toeicリスニングの難関パートといえば長文の暴力となる3,4が挙げられるかと思います。


長文を聞いていてなんだか聞きにくいな?話が分かりにくいなと感じる問題が時折混じっていませんか?

実はそうした問題は英語でなく、日本語で内容を聞いたとしても分かりにくい問題であることが多いんです。

今回は話の展開を先読みするパターンと、解けない問題攻略のカギは日本語での背景知識にあるという視点を紹介します。

toeicの話の展開を先読みする


ここでいう先読みというのは問題文を先に読んで待ち伏せをするテクニックではなく、toeicパート3,4に出題されるトピックと話の展開方法にはある程度の法則性があり、それを問題を解く中でパターンとして読み取りましょうという意味の先読みです。

日本語でも話の展開が読める時ってないですか?


たとえば英語ブログ。英語ができると○○なんです!


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これは英語ブログに限らずマーケティング的な文章の代表例です。

例えば美容でもブログを始めようとする人向けの記事でも、食品レビューサイトでも同じような話の流れがたくさんありますよね。

これと同じでtoeicもビジネスをテーマとした英語のテストであることから英語の話の流れには一定の法則があります。

典型的なのはパート4でいうと受話器を取る→典型的な挨拶→購入したものなどのエラーや間違い報告→理由などの説明と謝罪と対策の手順クーポンなどの配布→手順における分からないところの確認→解決策というような感じでしょうか。

ビジネスチックですよね。

社会人だとよくあることなのですが、学生だとこういう経験はあまりしませんよね。

つまり初見でこういう文に遭遇すると実体験として想像できる社会人の方が先の話の展開が読みやすいのです。

商品購入とその問題でこの後返品の話とかになるだろうなという展開が読めますよね。

これが話の広がり方を予測する先読みです。

難しい問題聞き取れない問題の背景


これは自分で問題を解いていて感じた課題なのですが、英語で解いている問題の中で解きにくい、聞きにくい、話の展開が読みにくいものというのは実際に答案を見て文章を理解してもなんとなく理解しにくいことがあることが分かりました。

最近問題を解いていて気が付くのは3問丸ごと取れる問題が増え、時折3問とも分からないような問題が出てくるのです。

試験を受けていてもこの問題分かりにくいなというのがありませんか?

その背景にあるのは英語力ではなく日本語におけるそのトピックに関する理解だと思うのです。


これはとにかくいろいろな摸試や教材を受けてトピック幅を増やすことで対処することが可能なのですが、どうしても網羅するのは難しい問題です。

長期的に問題に取り組んで対処していくのが無難なのかと思います。

例として馴染みがなさそうなトピックを上げると、ハチ類の受粉貢献とかこうした英語ブログを見る人ではなかなか知らないのではないでしょうか?

もしこうしたトピックが出れば日本語でも背景知識を持っていないので英語になればますますわからないということが想像できますよね。

パート3,4における特に理解できない問題の背景というのは、これと同じことが起きているということです。

特に昨今のtoeicではエネルギー問題や食料に関連するもの、リサイクルに関わるものなどビジネス試験らしくトレンドであるSDGsのカテゴリーが広く含まれていると感じます。

リーディングでは剪定に関する問題がテストに出たことや、野鳥観察のようなトピックに当たったこともあります。

近年のトレンドである生物多様性方面やネイチャーポジティブ的な領域もビジネス面で今後必要になるため、増えるかもしれません。

なので対策としては意外とそうしたビジネスでホットトピックとなっている領域のアウトライン(概要)を押さえておくだけでも「あ、このトピックに関連した話なんだな」と勘が働くようになり、展開の予測ができるようになります。

英語の対策を日本語でというのは盲点かもしれませんが、日本語で分からないことが英語で分かるわけがないのはその通りですよね。

なので隙間時間に英語をやるほどではないけれども、何か英語にプラスになることがしたいような方はそういう視点でも取り組んでみてください。

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