難関すぎるパート7対策
パート7はtoeicの最後に待ち受ける言わずと知れた難関パートになります。
単純に物量が多いため、時間に追われることになるパート7ですが、試験後半に来ることで集中力や判断力も大いに試されるパートとなっています。
そこで今回はパート7対策の一環として意外な対策の視点を紹介します。
一応7の対策としていますがリスニングパートの3.4などにも使える内容です。
パート7のカギはテーマにあり
まず結論としてパート7で点数を上げるためには日本語でも出題されるトピックが分かるよう、背景知識を増やすことが重要です。
toeic試験は社会問題などがテーマとして出題されることが多く、近年はSDGsすなわち持続可能な社会への取り組みがテーマとして出題されることが多いです。
例えばごみ問題やエネルギー問題、自然に関する問題なんかもよく出ますよね。それからビジネスの英語試験なのでいろんな仕事のとある場面のようなものも出題されることが多いです。
レストランの新商品の紹介やオフィスでの仕事、電化製品の販売などなどがビジネス的な場面ですね。
テーマの幅は広いですが、パート7の問題にたくさん触れていくことでどんどん異なるテーマが蓄積されていき、段々に他トピックの話の展開が分かるようになってきます。
もちろん遭遇したテーマをそのまま覚えていくというのも有効なのですが、SDGsなどのフレームワークを見ておおよそのテーマを事前に把握してしまうといざSDGs絡みの問題が出た時にああ、あのテーマに関連した問題なんだなと分かります。
いわゆる英語を読んでいて目が英文の上を滑ってしまうというのはテーマの背景知識が薄い場合によく起きる問題かと思います。
もしくは集中力の欠如ですね。
これは他記事でも例として紹介した分になりますが、日本語においても文字を読んでいても内容が取れない場合が多々あります。
例えば
昆虫の撮影で接写すると被写体はどうしても目にピントが合い、全体がぼけてしまいます。そのため撮影者は全体を映すためには深度合成や被写界深度を上げるためにF値の数値を大きくすることで被写体全体が映るようにする場合があります。
撮影場所に応じてシャッター速度を上げることも重要であり、手持ちでの撮影には手振れを抑えるためには1/60程度の速度が限界です。
被写体が速かったり風が強くて対象がぶれやすい場合にはシャッター速度を上げることでブレを押さえた撮影が可能になります。
撮影の際には撮影場所の天気や暗所かどうかをよく見て色温度を調節するといいですね。
というような文はカメラの知識がない場合にはなんとなく言っていることは分かるけれども文の詳細や何を言っているのかがよく分からないかと思います。
同じような話の展開が英語の場合でも背景知識が不足していることで起こりえます。
もしくはF値や深度合成、シャッター速度のようなキーとなる単語の意味が分からないなども展開のストッパーとなりえる要素ですね。
ですのでパート7の対策としては遭遇した問題のテーマについても深堀りし、テーマに関連した単語や背景知識を抑えることで効果的な対策ができます。
たくさんの問題に触れる必要あり
パート3.4や7は出題範囲となるテーマの数も多いため、多くの問題に遭遇していく必要があります。
toeicの展開はテーマが分かっていれば似たような展開となることが多いので、一度似た問題に遭遇しているかどうかというのは非常に重要な対策となります。
各パート専用の対策書でも摸試のような総合的なものでもどちらでも構いませんが、2や5などに比べるとずっと時間をかける必要があります。その分点数も伸びにくいため多くの方が難関パートとして認識しているかと思います。
結局はコツコツと問題を解いていきましょうという話にはなってしまうのですが、それでも出会った問題からどういうところを吸収していくのか?復習において精読以外に何かするべきことがあるのか?というような点は既に失敗してきたものから聞くのが最も良いかと思いますので参考にしてみてください。
なおSDGsについては英語で国連のHPなどを読んでみるとtoeicでも出てくるような用語も出てきます。
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