魔の3か月の挫折率
英語学習に限りませんが物事というのは継続することが非常に難しく、大半の人が1週間程度から3か月程度で脱落します。
逆に言えば英語学習の成功にはこの期間にいかに挫けてしまうのを避けて学習の楽しさを見出すのかというのがとても大事です。
今回の記事では他ジャンルも例にして継続の難しさを紹介します。継続の難しさを事前に知り、諦めないようにしましょう。
勉強習慣化の難しさ
勉強というのは行動習慣というものに分類されます。
あなたが意識的に行動して習慣化する必要があるもので、無意識に習慣化するものがなかなか難しいものです。
勉強はその代表的なものですが、読書やブログ、日記を書くなどもこうした行動習慣に当たりますね。
いわゆるルーティン化に必要なのがこれらの行動習慣です。
これまで英語以外でも勉強をした経験がある方はこの挫折率が高い期間の乗り越えることは簡単ですが、これまでにそうした経験をしていない方にとっては時間を捻出するために何かを犠牲にする必要があるため、大きなストレスを伴います。
物事を継続させることの難しさは、例えば筋トレでジムに1年通える人が4%と言われており、だいたいどのジャンルを見ても年単位の継続では10%を切る程度の厳しい数値が出現します。
1年続けるのは難しいよねと思いつつ、3か月程度の挫折率を見ると?
とある英会話教室のものでは3か月で80%が辞めるとの記述がありました。
1年での割合の低さはともかく、最初の3か月でほとんどが消えてしまうという面白い結果となっています。
ジムの場合には40%程度が3か月程度で消えるとの報告があり、ブログでは諸説ありますが1年で30%程度が残ると言われていますので3か月程度では4~50パー位の脱落率でしょうか。
年単位になるとどれも10パーセント以下程度に落ち着くことになる脱落率ですが、英語については異常に多いと言えますよね。
この背景にはやはりとりあえずビジネススキルとしてあると嬉しいという取り組みやすさ。世に出回る数か月でぺらペタというような誇大広告などの影響もあり、お金を落としたはいいもののそんな調子のいい話は無かったというのが現実的に体感できるのが3か月であるからではないかなと思います。
ようするに英語を始めて挫折してしまう人は英語学習において自分で成し遂げるというのではなく、どこかに英語能力を任せるというような視点が中心になっているのではないかと思います。
最初に話しましたが英語は行動習慣です。
あなたが主体的になって自ら英語に取り組む時間を捻出し、勉強していかないといけません。
レッスンや講義の時間が来たからその時だけ英語をやり、復習などはせずに学校の授業のような時間を過ごしていたら英語はいつまでもできるようにはなりませんよね。
そして進歩を感じず、やっぱりだめじゃんとどこか他人事で英語の世界を去るのです。
このブログでは0からでもできる英語学習と継続と挫折を防ぐことをテーマに色々な観点から英語学習を紹介しています。
英語学習継続の難しさ
華々しい広告とは裏腹に英語学習で成果を上げるのは簡単ではありません。
英語学習継続の難しさはその学習期間を短期的に見てしまい、成果が上がらないことや〇か月で〇点アップ!ながらで英語ぺらぺらにというような実体験とは逆の広告による学習者のギャップの要因が大きいのではないかと思います。
前述の通り英語学習の3か月挫折率というのは同じ継続系を比較しても異常なほど高く、よく言えば挑戦者が多く悪く言えば見切り発車で取り掛かる方が多いともいえます。
成功する英語学習者は英語に自発的に取り組む必要があります。そして自発的に取り組むためには学習の前になぜ英語をあなたがやる必要があるのか?英語が出来たらどんな世界が見えるのか?というのを明確にしておく必要があります。
これはシンプルで、リターンが得られないことに人間は頑張ることができないからですね。
つまり英語のやる気が起きない方はこのリターンと面倒くさいが天秤に乗っていて、面倒くさいの方が勝っていることになります。
toeic900ならば平均年収が150万円上がる!そしたらその上がった分で何しようかな?
うちの業界だと英語の求人を見るとできない場合と比べて収入が〇円違うんだな。外資系も選択肢に入るか?
というようなお金絡みでも構いませんし、外国人の友人が欲しい恋人が欲しいや異国の地でコミュニケーションを取りながら旅がしたいなど中身は何でもいいです。
自身がこれなら目標達成ができるというような強い目的意識を持っておくことがとても大事です。
こうした意思が無い場合には強制力が必要です。〇月までに〇点取らないと昇進できないというようなものですね。
私は強制力型の人間なので仕事を辞めた時に英語を使った仕事について稼いでやると必死に勉強しました。
独学で過去ほとんど勉強しないものでも、追い込まれれば880までやれましたね。
まとめていくと英語学習で挫折せずに継続していくには、英会話やコースのようなほかに依存するというのも選択肢ですが、独学でも付き進める程度の英語に対する強い目的意識を持つことが最も効果的な継続への対策になります。
太っている人が好きな人と〇か月後にデートする、芸能人の美男美女と2か月後にデートするとなったらその日に向けて多くの人はダイエットに成功すると思います。
同じように英語においてもこれのために英語をやって見せる!という意志を見つけられれば3か月の異常に高い挫折のエリアを突破することができます。
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